火口の素

アイマスでプロデュースをしたり、特撮を鑑賞したり、SSを書いたりする人のグダグダ日常記

設定資料集みたいなやつ。

どうも、火口Pです。

本日、pixivの方で新作SSをあげさせていただきました。

 

「[嘘M@S]ジャスティスセーラー ~アイドルヒーローズ外伝~」/「火口P」の小説 [pixiv] https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=9171611

 

このSSを書き上げるにあたって色々と設定を練ったりしたのですが、如何せん続きを書く予定がないので、このままではお蔵入りになってしまいそうです。

そこで、設定資料集みたいな感じでブログに乗っけておくことにしました。(著作権フリーなので勝手に使ってもOKですよ)

お暇なときにご覧ください。ではでは。

[設定資料集みたいなもの]

~世界観~

『出撃!アイドルヒーローズリベンジ』からおよそ10年後。アイドルヒーローズの活躍によってデストルドーは壊滅し、世界は平和を取り戻した。しかし、デストルドーが残した数々の兵器や技術が裏社会に流れてしまったため、いつか新しい反逆組織が誕生してしまうのではないかと各国の上層部は危惧している。また、デストルドーという目先の脅威が無くなったことにより、幼い少女たちに力を与えるアイドルヒーローズの在り方そのものを疑問視する声も多くなっており、各国はアイドルに頼らない自国の防衛法の確立を急いでいる。

 

~登場人物~

『コトハ』(演:田中琴葉

デストルドーが壊滅してから10数年後に突然現れた記憶喪失の少女。容姿は10数年前に倒されたはずのデストルドー総統に瓜二つだが、心優しく生真面目な性格である。キネティックパワーとデストル因子を同時に扱える希有な体質であり、ライザーを介してそれらを同時に注入することで、アイドルとなって闘う。

 

<裏設定:コトハの正体>

コトハの正体は、シホがデストルドー総統のDNAを基につくりだしたクローン体である。彼女がキネティックパワーとデストル因子の両方に適合できるのは、『琴葉様に捧げる究極の器』としてシホが設計したから。カオリに出会う前の記憶が無いのは、そもそもそれ以前に彼女は生まれていないからである。シホはコトハを器として成長させるため、あえて自らの手元から離し、デストル怪人と闘わせることで戦闘経験を積ませていた。しかし、その過程で彼女に人格が芽生えることは想定していなかったようである。

 

『カオリ』(演:桜守歌織

記憶喪失のコトハと出会い、彼女を介抱した心優しい女性。3姉妹の長女であり、現在は自営業のカフェで店長として働いている。3姉妹の中で唯一、デストルドーによる惨劇の記憶がはっきりと残っており、それ故にコトハへの不信感を拭い切れずにいた。しかし、皆を護るために闘うコトハの姿に心を打たれ、帰る場所を持たない彼女の『家族』になることを決意する。

 

『シズカ』(演:最上静香)

3姉妹の次女であり、カフェのバリスタとして働く少女。コトハに負けず劣らずの生真面目な性格だが、カフェの残飯を貰いにやってくる野良猫を可愛がる意外な一面も。実は根っからのうどん好きであり、ことあるごとにカフェのメニューにうどんを追加しようと目論んでいるが、その野望は現在まで達成されていない。

 

『アンナ』(演:望月杏奈)

3姉妹の三女であり、カフェのパティシエとして働く少女。おっとりマイペースで会話もたどたどしくしかできないが、厨房に立てば、一転してテキパキと作業をこなす優秀なパティシエに。その才能はスイーツ評論家の間でも話題になっているが、本人は特に気にしていないようである。3姉妹の中で1番コトハに懐いており、彼女を自身の姉のように感じているようだ。

 

<裏設定:3姉妹の両親>

3姉妹の両親は、10数年前にデストルドーが侵攻を始めた際に殺されている。侵攻開始当初、デストルドーは日本の防衛組織をひとつ残らず壊滅させた。その際に、自衛隊に努めていた3姉妹の両親も狙われることとなってしまったのである。デストルドーは当時中学生だったカオリを誘拐して、彼らを脅迫。両親は3姉妹の命と引き換えに自分たちの命を捧げ、カオリの目の前で惨殺されることとなった。両親が亡くなった後、3姉妹は父方の祖父母に引き取られていたが、カオリがカフェの設営を機に独立を決意。妹たちも後に続くこととなった。

 

『サヨコ』(演:高山沙代子)※本編未登場

アイドルヒーローズに所属するアイドルの1人。アイドルとしての字名は『マイティブラック』。努力と根性を信条にする熱血アイドルだが、かつてはデストルドーの策略にかかり『ダークセーラー』となって暴虐を振るった過去を持つ。ボトルの回収を目的としてコトハの監視を続けていたが、葛藤しながらも誰かを護りたいと願う彼女に過去の自分を重ね合わせ、共闘を決意する。

 

<裏設定:サヨコの過去>

『出撃!アイドルヒーローズ』では、デストルドーの手によって闇に堕ち、『ダークセーラー』となって親友であるはずの百合子に立ちはだかった。その後、百合子の手によって助けられてからしばらくは一般人としての生活に戻っていたが、『出撃!アイドルヒーローズリベンジ』にてデストルドーに洗脳された百合子を助けるため、再び闘うことを決意。デストル刀の技術をキネティックパワーに転用した刀、マイティソードを受け取って『マイティブラック』へと覚醒した。現在は『ダークセーラー』としての己の過ちを償うため、アイドルとして活動を続けている。

 

『シホ』(演:北沢志保

コトハにライザーを与え、闘いへ導いた少女。その正体は、壊滅したデストルドーの唯一の生き残り、『マイティダーク』である。デストルドー総統であり、育ての親であった田中琴葉を狂信しており、彼女の復活を目論んで密かに暗躍する。デストル怪人の量産と成分の回収を並行して行っており、世界政府から盗み出したライザーを用いて狂歌態へと変身する。

 

<裏設定:シホの生い立ち>

元々、シホは両親から捨てられた孤児であり、人の温もりを知らずに育った天涯孤独な少女であった。しかし、デストルドー総帥の琴葉が彼女のデストル因子への適性を見出してスカウトし、我が子のように大切に育て上げた。この経験から、シホは琴葉からしか人の温もりを得ることができず、彼女に尽くすことでしか自らの生きる意味を見出だせなくなってしまった。デストルドーが壊滅してからもそれは変わらず、琴葉への執拗な執着が彼女の狂気へと結びついている。

 

田中琴葉(精神体)』(演:田中琴葉)※本編未登場

シホがデストルドー総帥を蘇らせるためにつくりあげた、田中琴葉の意思を継ぐAI。残虐な思考を持ち、破壊と暴力こそが世界を救済すると謳っているが、その思惑が本当に亡き琴葉の意思に沿うものなのかを知る者は誰もいない。実態を持たない思考のみの存在であるため、自らの肉体を求めてコトハを狙う。現在はシホに命令を与え、自らの手足の代わりとしている。

 

~変身アイテム~

ジャスティスライザー』

コトハとシホが使用する変身用アイテム。赤銅色で鳥を模した外観はアイドルヒーローズのアミュレットと酷似している。

原型は世界政府がプロジェクトAで発案したライザーの構想だったが、シホがそれを盗み出して改造し、現在の形となった。

2本のボトルを装填することで使用者にボトルの成分を注入し、身体能力を飛躍的に向上させることができる。

 

プロジェクトAとは?>

新たな防衛技術の確立を目的として設立された世界的なプロジェクト。アイドルヒーローズの力を一般人でも行使できるモノへと変換することで、アイドルに頼らない国防を実現しようとしている。

アイドルヒーローズからのキネティックパワーの抽出、ライザーを介しての人体への注入まで成功し、プロジェクト達成までは秒読みだと思われていたが、シホが研究組織を壊滅させ、その技術を盗み出したことで全てが振り出しに戻ってしまった。

 

『アイドルボトル』

アイドルヒーローズたちのキネティックパワーが封入されたボトル。ライザーを介して人体に注入することで、ボトルに封入されたアイドルの力を行使することができる。しかし、封入されたキネティックパワーの持つエネルギーが強大であるため、ボトルを使用するためには中和用の『デストルボトル』を同時注入しなくてはならない。

 

『デストルボトル』

デストルドー幹部たちのデストル因子が封入されたボトル。プロジェクトAでこのようなボトルは生み出されていなかったが、シホがその技術を応用してつくりだした。アイドルボトルと同じように強大な力を秘めているが、使用者を暴走させるリスクも併せ持っている。

 

『怪人ボトル』

デストル怪人の成分が封入されたボトル。シホはこのボトルを組み合わせることによって、自らの身体能力を飛躍させることができる。なお、成分を採取するためにはデストル怪人を生み出した後に倒してもらう必要であるため、シホはコトハを利用して成分の採取を行っている。

 

『マイティソード』

サヨコが使用する変身用アイテム兼武器。見た目は日本刀によく似ているが、柄にはアイドルヒーローズの勲章が刻まれている。

かつてサヨコをダークセーラーへと変貌させたデストル刀の技術を流用しており、ダークセーラーとしての記憶を持つサヨコにしか使いこなせない。

鞘から引き抜くことでサヨコは『マイティブラック』へと変身し、キネティックパワーを行使した剣術で闘う。

 

ジャスティスカラー

己の運命を振り切り、正義に目覚めたコトハの元に召喚された宝具。ザ・ファーストが所有するステッキとよく似ているが、それよりも以前に作られたものだと思われる。(ザ・ファーストのステッキはこれを模倣したもの?)

真なる正義の心を持つ者の前に現れ、正義を執行する力を与える。とてつもないエネルギーを秘めているが、その源はキネティックパワーやデストル因子とは異なる未知なる物質のようである。

 

~アイドル&各フォーム~

ジャスティスセーラー』

コトハがジャスティスライザーを使って変身した姿(名付け親はアンナ)。アイドルボトルとデストルボトルを使用して、アイドルとなって闘う。使用するボトルによって戦闘スタイルを臨機応変に変えられることが最大の特徴。

 

<コトハの変身フォーム>

『セーラーモノトーン』

『マイティセーラー』と『ダークセーラー』の力を融合させたジャスティスセーラーの基本形態。

変身音は「セーラーモノトーン!奏でろ、運命の交響曲(シンフォニー)!!」

マイティセーラーの素早さと技の多様さ、ダークセーラーの破壊力を併せ持った1番バランスの取れた姿。

必殺技は2つの力を拳に込めて放つ『キネティック・de・スマッシュ』

 

『スイートビースト』

『ジェットウルフ』と『プリティドッグハンドラー』の力を融合させたパワー形態。

変身音は「スイートビースト!奏でろ、狂犬の輪舞曲(ロンド)!!」

『ジェットウルフ』の近接戦闘能力と『プリティッドッグハンドラー』の魔犬の力が合わさったことにより、荒々しい近接戦闘に長けた姿となっている。

必殺技は魔犬の幻影とともに敵に体当たりする『キネティック・de・ストリウム』

 

『ヒーリングスナイパー』

『バトルナース』と『デストルウェポンリメイカー』の力を融合させた射撃特化形態。

変身音は「ヒーリングスナイパー!奏でろ、慈愛の小夜曲(セレナーデ)!!」

『デストルウェポンリメイカー』の力で狙撃銃を生成し、『バトルナース』の力で的確に標的を打ち抜く。

必殺技は生成したバズーカで敵を吹き飛ばす『キネティック・de・スパーク』

 

『ジェネラルコマンダー

デストルドー総帥』の破壊衝動を『アイドルヒーローズ』の力で無理やり抑え込んだ姿。

変身音は「ジェネラルコマンダー!奏でろ、逆襲の鎮魂歌(レクイエム)!!」

他を圧倒する強大な破壊力を有しているが、それ故に自我を失う危険性がある。

必殺技はデストル因子を解放した回し蹴りを放つ『デスティックフィニッシュ』

 

ジャスティスバース』

周囲の人々の支えによって闘う意味を見出したコトハが、自らのキネティックパワーを発現させた姿。変身時には正義の杖『ジャスティスカラー』を使用する。

変身音は「ジャスティスバース!括目せよ、真なる正義!!」

必殺技はジャスティスカラーを敵に向かって突き立てる『ジャスティス・de・ストライク』

 

 

『マイティブラック』

サヨコがキネティックソードを使って変身した姿。純白のセーラー服に黒色のマントを纏った姿をしており、ダークセーラーとしての過去を背負いながらも、正義に目覚めたサヨコの想いを体現している。キネティックソードを使った剣術に長け、相手の攻撃を受け流して反撃するカウンター戦法を得意とする。

必殺技はキネティックパワーを刀身に込めて放つ『キネティックスラッシュ』

 

『シャイニング・マイティブラック』

サヨコがアイドル専用に調整されたジャスティスライザーを受け取り、『太陽』と『月』のボトルを使用して強化変身した姿。

変身音は「シャイニングパワー!輝け、聖なる光!!」

黒の模様が走った白銀の制服を身に纏い、マイティソードの2刀流で闘う。

必殺技は2つの刀で敵を八つ裂きにする『シャイニングスパーキング』

 

 

『マイティダーク』

シホがデストル因子を解放した姿。ライザーを使用せずに変身した素体に近い形態だが、一般成人男性を一撃で殺める程度の力は持っている。この形態から怪人ボトルを使うことによって、様々な狂歌態へと変身する。

 

<シホの狂歌態>

『グリム・セーラー』

『死神』と『制服』の力を融合した形態。

変身音は「ハイスクール処刑人!グリム・セーラー!!」

自身の身長ほどの大鎌を召喚し、眼に見える全てのものを切り裂く。

 

『ポイズン・ウルフ』

『狼』と『劇薬』の力を融合した形態。

変身音は「致死量のワイルドパワー!ポイズン・ウルフ!!」

鋭い爪で相手を攻撃し、同時に麻痺毒を散布して確実に獲物を捕らえる。

 

『ストライク・バード』

『鳥』と『弓矢』の力を融合した形態。

変身音は「フライング狙撃犯!ストライク・バード!!」

縦横無尽に空を飛びながら、デストル因子で形成した矢を放つ。

 

『デストルクイーン』

田中琴葉(精神体)」に自らの身体を捧げ、二心一体となったシホの最終形態。

琴葉とシホの精神が融合し、暴力と破壊だけを求める狂人へと成り果ててしまった。

自らの身体を省みないデストル因子の開放により、身体を壊しながら暴走し続ける。